乗らなくなった自動車はそのままにしておくと自動車税がかかります。
また、エンジンをかけずに放置すると1ヶ月も経たないうちにバッテリー上がりでエンジンがかからなくなります。
さらに数年放置するとガソリンが酸化してバッテリーを換えてもエンジンがかからない状態にまでなってしまいます。
こうなってしまうとレッカー移動するしか方法はなく再度エンジンがかかるようにするには最悪の場合は燃料タンク交換をしなければならずとてもお金がかかってしまいます。
「手続きの方法がわからない」とか「手続きが面倒だから」と言って放置せず面倒でも抹消手続きを行うようにしてください。
もう乗る予定がない車は売却してしまうのが後々面倒なことにならずよろしいかと思います。
以前書いた『自動車を処分する方法』もご参考にしてください。
「うちの車は古いから、距離が走っていて多走行車だから買ってはもらえないでしょう?」いえいえ、そのようなお車も買取りしています。
中古車買取店で査定がつかないと言われた場合でも当店で買取させていただきます。
お気軽にお問い合わせください。
話を抹消手続きに戻しますね。
一般的に廃車手続きと言われていますが乗らなくなった自動車の手続きには主に以下のような種類があります。
1)一時抹消:
車検が切れたあとしばらく乗らないなど一時的に使用を中止する場合ナンバーを返納して税金がかからないようにします。車検が残っている自動車を一時抹消すると車検残存期間は失効します。車検を再取得すればまた乗ることができますがナンバープレートは中古車新規取得になりますので番号は変わってしまいます。中古車店などで車検無しの車はこのパターンです。
2)解体抹消:
自動車を解体した後にする抹消。車体が解体された後でないとできません。永久抹消とも言われます。
解体業者に引き渡したあと実際に車両が解体されるまで早くても数日から遅くて3ヶ月ほどかかる場合があります。
自動車リサイクルシステムで管理された番号で追跡して解体報告記録日に日付が表示されたあと手続きができます。
要するに対象車台が存在していると手続きできないということになります。
3)輸出抹消:
これは一般の方はまず行わない方法です。
輸出業者などが中古車として外国へ輸出した場合に行う手続きです。
主な抹消手続き・廃車手続きは上の3つになります。
抹消手続きは個人さんでも行うことはできますが初めての人にはちょっと分かり辛い手続きです。
やり方を教えてもらいながら行えば30分から1時間くらいで完了できます。
ただし、混雑している時期はなかなか教えてもらえなかったり完了までに数時間かかることもあります。
特に3月は年度末のため毎年非常に混雑するので避けてください。
年末の12月、月末は通常より込み合います。空いているほうが丁寧に教えてもらえると思います。
ご自身ではちょっとという方は行政書士に依頼するのもひとつの手段です。
費用はおおよそ1万円くらいだと思います。
ちなみに弊社へ廃車をご依頼いただいた場合は上記のような面倒な手続きを無料にて代行させていただいております。
自動車税、自動車重量税等の還付手続きもお受けしていますのでお気軽にお問い合わせください。
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