あなたのクルマの処理状況は?廃車の状況を確認する方法

廃車状況確認

自動車リサイクル業者に渡した廃車が今どのようになっているか確認する方法を説明します。

永久抹消手続きをする際には対象の自動車が適正処理されたのかを確認する必要があります。
OCRシートに解体報告記録日を記載する欄がありますので事前に調べて記載すると手続きがスムーズになります。

自動車を廃車業者に引き渡した場合にリサイクル券の[B券]使用済自動車引渡証明書を受け取っていると思いますが、このリサイクル券に書かれた情報よりも自動車検査証(車検証)のコピーや登録識別情報等通知書(抹消証明書)のコピーがあればそちらを見ながら作業を行ってください。

自動車リサイクル券の[B券]使用済自動車引渡証明書が無くても問題ありません。

では手順を説明します。
自動車リサイクルシステムのページを開きます。

右上、オレンジ色の自動車ユーザー向けをクリックすると自動車ユーザー向けのページに移ります。廃車状況調べ1

このページの紫色ロゴの「あなたのクルマの処理状況は?使用済自動車処理状況を調べる方法は…」をクリックします。
廃車状況調べ2

車輌状況紹介 > 車輌検索 のページに移動します。

調べたい自動車の情報を入力します。
車検証のコピーまたは車検証情報がわかる書類を見ながら入力してください。

廃車状況確認3

上から説明します。
1.車両区分及び車台番号を入力してください。

車輌区分:普通車の場合は登録自動車、軽自動車の場合は軽自動車に印をつけます。

車台番号:通常は上の車台番号が英数字のみの場合(下4桁を入力)で下4桁の数字を入力
例:TCR20-0012345だとしたら2345を入力

下段の車台番号に漢字が利用されている場合のほうは並行輸入車などの特殊な車台番号がついた車輌の時はこちらで入力します。

 

2.登録番号/車両番号又は引取証明書に記載のリサイクル券番号(移動報告番号)のどちらかを必ず入力してください。

通常は上段の「登録番号/車輌番号」の方を入力します。
下段のリサイクル券番号の方で検索すると車体が解体された後でも解体報告記録日が表示されません。
廃車状況調べ4.0

ですので解体報告記録日を調べる場合は必ず「登録番号/車輌番号」を入力するようにしてください。

「登録番号/車輌番号」はナンバープレート番号です。

ナンバープレートが例えば「長野500ち5678」だとすると

支局名:長野
分類番号:500
かな:ち
一連指定番号:5678

ドロップダウンセレクトボックスからナンバープレート支局名を選択できますので文字入力が苦手な人でもマウス操作と数字入力でかんたんに調べられるようなシステムになっています。
廃車状況調べ5

入力したら左側ポッチに印をつけて右下の検索をクリックします。
車両状況照会 > 検索結果(該当あり)のページが表示されます。
該当車台がない場合はその旨がかかれたページになります。

廃車状況調べ4.1

引取工程:済
フロン類回収工程(フロン類):済
解体工程(エアバッグ類):未
破砕工程等(シュレッダーダスト):未

工程の絵が表示されています。
済となっているものはその工程が終わったものです。

未となっている場合は処理途中のため処理町の段階です。
数日待ってみて再度検索しましょう。

解体車輌は一定期間保管できるため解体処理が完全に終わるのが約3ヶ月後になる場合もあります。
急ぎの場合は引き渡した処理業者に早めに作業してもらうようお願いしてください。

すべての工程が済になると<車両の情報>欄の解体報告記録日に年月日が表示されます。
ここに表示が現れると永久抹消手続きが行えることになります。
廃車状況調べ6

OCRシート3号式の3の左下に解体報告記録がなされた年月日という欄がありますのでここに記載します。
リサイクル券番号(移動報告番号)は右上の赤い四角の囲み内に記載されています。
この番号を影響抹消用OCRシートの移動報告番号記載欄に書き込みします。
廃車状況調べ7

補足説明:
リサイクルシステムで検索できる車輌は解体対象として引き渡した自動車のみです。中古車として買取ってもらった場合などは解体ではないためリサイクルシステムには登録されませんので検索しても該当なしと表示されます。

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